「老い」のつぶやき
師走に入ってやっとこさ、りんご採りが終わりました。
七十五歳を過ぎると今までのように体が動かなくなる。
気ばかりあせって体が体が言うことをきいてくれない。若い時の若い時の半分も仕事ができない。亡母がよく言っていた言葉の意味がよく分かる年になったと思う。
「お前達もこの年になればわかる」
その通りである。その年にならなければわからないことがたくさんあるのに気付く。
若い時はお花が好きなもので何十鉢ものお花を育てたのに今はシクラメンが一鉢だけとなってしまった。手が回らないのである。
誰か年のほしい人に上げたい位である。がそうも言っていられない。
今、この年で出来ることを精一杯するしかない。と心に決めて頑張る日々である。
それでも体に聞きながら、気だけでやらないようにと心掛けている。